小学校教員養成 『つばさ』

「小学校の先生になりたい。」 その夢を実現するために、小学校教員をめざす学生を中心にした勉強会「つばさ」が、令和2年11月に発足しました。 現在、教育学部生を中心に、同じ目標を持つ学生が集い、教員採用試験の突破を目指して学んでいます。 勉強会では、二次試験対策に重点を置き、集団討論や場面指導、模擬授業の練習を行っているほか、 目的意識や個々の課題に応じて学生が主体的に少人数のグループを作り、学び合っています。

『つばさ』の声

リーダーとして「つばさ」をまとめている学生の声、サポート教員として学生の指導にあたっている教育学部の萩原浩司助教の声を紹介します。

【学生の声①】
つばさの活動への参加を通じて、「小学校教員になりたい」という共通の夢に向かって一緒に努力できる場がある・仲間がいるということが最大の魅力だと感じています。一緒に学べる仲間がいることでモチベーションの維持・向上ができる点や、学年問わず参加できることで他学年からも刺激を得ながら互いに切磋琢磨できる点も、つばさの活動に参加してよかったと感じる点です。また、仲間同士で学び合うだけでなく、つばさでは現職の先生方や現場を経験された先生方から直接ご指導いただくことができるため、現場を想像してワクワクできる時間を過ごしながら、とても楽しく学んでいます。

【学生の声②】
私が感じたつばさの良さは2つあります。1つめに、「教師になる」という強い思いを持った仲間がたくさんいることです。私自身、勉強に対するモチベーションが上がらなかったり、自分に自信をなくしたりすることがあります。しかし、つばさに行き、仲間が一生懸命取り組む姿を見ると、自分も頑張らなくてはと、気持ちを入れ替えることができます。私にとってつばさの活動は、同じ夢に向かって仲間と共に高め合う良い機会になっています。2つめに、先生方のサポートが手厚いことです。つばさでは、現場を経験された先生や、各分野の専門の先生から直接アドバイスをいただくことができます。仲間同士の勉強では気がつかない細かい点にも的確なアドバイスをしてくださるので、とても勉強になります。

【教員の声(萩原浩司助教)】
つばさは、小学校教員を目指す学生が学び合う場として作られました。小学校の教員採用試験に向けて、模擬授業練習、個人面接や集団面接練習、教育に関する時事問題をテーマとした学生同士の意見交換、現場の先生からお話を聞くなど、様々な活動に取り組んでいます。学生自身が活動内容を考えて運営してく中で、自主性や積極性が発揮されていきます。これは教員として必ず求められる資質であり、多くの学生がつばさの運営に関わる中で、力をつけていく姿が見られます。また、自分と異なる学年の学生や、教育学部ではない他学部の学生も参加しています。やる気を持った学生と接する中で、自分のやる気も高まっていくことを多くの学生が感じています。教員採用試験に合格し、夢である小学校の先生になるために、つばさでは共に学び合う仲間の参加を待っています。