日本生物教育学会第108回全国大会に参加しました
2024年1月6日、7日に神奈川大学で日本生物教育学会第108回全国大会が行われ、本学の大学院生・学部生がワークショップを行いました。
「観察・実験教材としてのアワヨトウ -循環器系-」と題して、チョウ目昆虫であるアワヨトウの幼虫を使用し、アマランス水溶液と蛍光インクを体腔中に注入して背脈管を流れる血リンパの観察と、メチレンブルー水溶液で翼状筋を染色して翼状筋の収縮と弛緩にともなう背脈管の拍動も併せて紹介しました。
また、本学非常勤講師の奥村雄暉氏、他4名は「観察・実験としてのアワヨトウ -消化器系・排出器系・呼吸器系-」と題して、アワヨトウ幼虫を解剖し、昆虫の消化器系および排出器系、呼吸器系を観察し、ヒトとの共通性を探る教材を紹介しました。
いずれも大変好評で全国の高等学校の先生方や大学生、大学教員に向けて情報を発信することができ、学生にとって貴重な経験となりました。