皇學館中学校で「ヒトと昆虫の体の仕組みを比較して共通点や相違点について考え見つける」をテーマに出前授業を実施しました
2025年2月19日、皇學館大学教育学部の生物学研究室と理科教育学研究室の学生が、皇學館中学校にて中学2年生を対象とした出前授業を実施しました。
今回のテーマは、「ヒトと昆虫の体の仕組みを比較して共通点や相違点について考え見つける」です。授業では、大学生が開発した教材や実験を活用しながら、生徒たちが体のつくりについて探究的に学ぶ機会を提供しました。
中学生は、アワヨトウ幼虫の血球を顕微鏡で観察し、昆虫は赤血球が無いことを確認しました。また、蛍光インクを用いて背脈管(はいみゃくかん)の中を流れる様子の観察にも取り組み、昆虫における循環のしくみを視覚的に理解しました。
大学生は授業のサポートを通じて、生徒一人ひとりに顕微鏡の扱い方や観察のポイントを丁寧に指導しました。中学生たちは、身近なヒトと昆虫という異なる生き物の体の比較を通して、共通性や多様性への関心を高め、科学的に物事を捉える視点を養っていました。
生物学研究室HP:https://kogakkan-bio.sakura.ne.jp
理科教育学研究室HP:https://kogakkan-science.sumomo.ne.jp/