インクルーシブスポーツ学習・交流会に参加して:家庭科教育ゼミ
10月15日(日)に、小俣三重電子スマイルアリーナ小俣で開催された伊勢市教育委員会主催第2回インクルーシブスポーツフェスタに学生27名がインクルーシブスポーツを学習し、参加者の方々と交流を図る企画に参加しました。インクルーシブスポーツフェスタの広報・企画立案・運営はCLL活動の学生が実施してきました。始めに会場設営を皆で行い、その後CLL活動の学生に競技の方法を実践を交えながら教えてもらいました。学生は一つ一つの競技の難しさに四苦八苦しながら、自分たちがどのように障がいを持った方たちを支援すればよいかについて考え、協議しました。フェスタが始まると学生たちは参加者がより楽しめるよう励ましの声援やゲームのコツを伝える支援を行い、“盛り上げ役”を担っていました。終盤には、鈴木英敬衆議院議員と山本さち子参議院議員も参加されて車椅子バスケットボール競技を実践され、その後も参加者や学生たちと交流を楽しまれました。終了後、参加した事業所の支援員の先生や介護職員の方々、ダウン症児の保護者の方と交流をして今回の事業についての感想を聞くと、口を揃えたように「各コーナーの学生の支援が無かったら、本人たちは楽しめなかった」ということばをいただきました。またCLLの学生が考えた6つの競技が、インクルーシブすなわち障害を持った方も健常者もともに同じように実践できる内容だったのでよかったという声も多く聞かれました。このように、インクルーシブスポーツフェスタに参加してそれまでインクルーシブスポーツということばは知っているが実際どのようなものかについて、体験し、参加者の様子や声から学べる非常によい機会になりました。