三重県立上野高等学校にて現場の教員との連携授業を実施しました

2024年12月13日、皇學館大学教育学部の生物学研究室と理科教育学研究室の学生らは、三重県立上野高等学校理数科1年生40名を対象に生物基礎の実験授業を実施しました。この取り組みは、高校生に科学的探究の楽しさを伝えるとともに、大学生自身の指導力向上を目的としています。

授業の概要
今回の授業では、高等学校の生物担当教員と連携し、「アワヨトウ幼虫の血球を用いた食作用の観察」をテーマに実験を行いました。事前に大学生が実験の準備を行い、授業当日は高校生の実験のアシスタントをしました。

新たな取り組み
今年度は、蛍光インクとUVライトを使用した新しい方法に挑戦しました。血球による食作用が視覚的にわかりやすくなるこの手法は、高校生から好評でした。さらに、大学生が顕微鏡の使い方を一人ひとりに丁寧に指導し、高校生が実験をスムーズに進められるようサポートしました。
現場の教員との連携や実践経験を通じて、教育者としての視野を広げる貴重な機会となりました。

生物学研究室HP:https://kogakkan-bio.sakura.ne.jp
理科教育学研究室HP:https://kogakkan-science.sumomo.ne.jp/

2025年02月01日