ゼミ紹介

算数・数学教育ゼミでは、算数の学習や授業に関して、様々な角度から研究をします。学習対象である数・量・図形を理解し、教材として分析する必要があります。複数の児童による構成的活動として授業を進めるためには、認知心理学を始めとする学習理論や指導方法について考察することが基本となります。公開されている授業研究会などに参加し、子どもや教師の行動について、科学的に分析をする視点を得ることを目指します。また、数学や数学教育の歴史的変遷から示唆を得ることも多々あります。
特にゼミの特徴としては、教具を実際に触ってみることによる教材・教具の開発と、児童の図形概念形成のためのプログラミングによる教材や授業開発が挙げられます。

ゼミ活動

2年では、教具を使う経験や、算数教育の文献講読から学びます。問題意識をもったり、調べたことを分かりやすくレジュメにまとめたりする力を身に付けます。3年春には、ゼミ紹介活動に向けて、全員でまとめることを通して、協働で行う価値を体得し、プレゼン能力を身に付けます。秋には、卒業論文の題目決定と、先行文献の収集を行います。同時に、論文の書き方について学びます。4年では、卒論の進めた部分を発表し、全員での検討および指導を行います。この場で、卒論の論理的構成力および文章表現力について鍛え、他のゼミ生が発表した内容についての熟考を通して、さまざまなテーマによる視点を、教師となった時に生かせるようにします。また、年数回行う「算数教育研究部会」の運営・発表には全員が加わり、外部講師からも学びます。

ゼミ活動の様子

卒業論文題目(2019年度)

パズルを活用した図形学習 -開発したパズルによる授業提案-
児童が掛け算九九を図的にとらえるための教材提案
第4学年の概数の指導について -数直線図を用いた授業構成-
魔方陣の魅力と算数・数学授業への活用 -小学校1年から中学校3年までの魔方陣問題の開発-
新設された算数科D領域「データの活用」の学習について -今後の統計学修で重要とされる内容を取り入れた授業の提案-
図形学習の素地を育てる幼児期の折り紙活動
算数科における文章題の指導 -中学年の数直線図の活用-
Scratchによるプログラミングを活用した図形学習 -正多角形プログラミングの実践を通して-
小数の情報でのつまずきを克服させる教材の提案
問題文と図・式を結びつけるためのデジタル教材開発 -「分数÷分数」を理解するために-
プログラミングゼミを用いたプログラミング教育 -四則計算を通して-