ゼミ紹介

すべての子どもは、ひとしくその生活を保障され、平和のうちに生存する権利を持っています。それを実現するための制度が児童福祉です。
 虐待や貧困など子どもが抱える生活課題の原因を明らかにし、解決のための方策を考えるため、ゼミ生それぞれがさまざまな社会調査を行います。また、「子どものことは子どもにきけ」をモットーに、幼・保・小・中学生を対象にしたボランティアなどの社会奉仕活動にも取り組んでいます。
 学ぶこと、行動することを通じて、社会の矛盾を正していくソーシャル・アクション(社会改良)につながる活動をめざすゼミです。
 ある社会学者が「知識や教養がたくさんあっても、それを現実の世の中で活かそう、だれかの役に立とうという魂がなければならない」といっています。そのとおりです。魂(ソウル)がなくっちゃはじまりません。

ゼミ活動

これまでの活動実績は、三重県子育て支援課「母子・父子家庭の子どもたちを対象とした学習ボランティア」、三重県里親会「全国里親大会での保育ボランティア」、新聞記者(編集委員)をまねいての文章教室、児童養護施設や少年院を退所(院)した子どもを雇用する企業経営者の講演会、街頭紙芝居の実演、児童福祉先駆者のゆかりの地をたずねるツアー、児童福祉・保育・教育をテーマにした本や研究レポートの講読と卒論計画書の作成などです。
子どもを対象とした研究のためには、子どもの気持ちを理解することが何よりも大切です。そのために、みんなで駄菓子をたべて、子どものころにタイムトリップを試みたこともありました。 

卒業論文題目(2019年度)

LGBTをめぐる現状と課題ーカナダの実情をもとにー
動物を介在した保育に関する研究
就労継続支援B型事業所利用者の就労意欲の変化についての参与観察調査
視覚障害のある教員における教育実践と課題
就労継続支援A型事業所におけるソーシャルファームの可能性―クロフネファームでの実践例を通して―
自傷行為のある児童生徒に対する養護教諭の支援について
知的障がい者グループホームの諸課題について
非行少年が抱える諸課題についての一考察
障害児・者のきょうだいの葛藤とその課題
統合失調症者と家族の関わりについて
買い物弱者に対する移動販売車の役割―移動スーパーとくし丸の取り組みを通して―
障がい者の芸術活動について
ひとり親家庭の子どもの保育士への関わりについて