ゼミ紹介

教育史学ゼミでは、歴史的視座をもってさまざまな教育事象を検討します。ゼミ活動では、文献および史料・資料を批判的に読み、ディスカッションを通じて理解を深めます。過去に論じられている教育課題が、現代に通底していることがよくあります。歴史を学ぶと、現代の事象をより正確に理解することができます。
3年次には文献の蒐集方法、テキストの読み方、資料分析や研究発表の手法などを習得します。4年次にはゼミ生各自の関心や研究課題にもとづいた卒業論文をまとめて完成します。資料にもとづいて、論理的に物事を考え、自らの意見を述べることができる学生を育てたいと考えます。

ゼミ活動

ゼミ生が抱いている興味はそれぞれ異なっています。最初は小さな疑問や関心事でも、それについて調べていくと、後に大きな研究テーマに発展することがあります。文献や資料を調査すること、思考を深めること、文章を書くこと、いずれも大変ですが、自分の研究課題がはっきりしてくると、これらの作業が楽しくなってきます。そして、疑問や謎が解けたとき、言われようのない達成感や充実感を得ることができます。
教育史学ゼミでは、教育という営みを歴史学の研究手法を用いて、深く掘り下げて考えます。そして、一次資料を検証して、新たな知見を紡ぎ出していきます。知的好奇心に満ちた仲間と一緒に研究しましょう。

卒業論文題目(2019年度)

明治初期における「学制」の非現実的性格と崩壊-三重県の教育の実態と対応に焦点を当てて-
明治時代の女教員養成の実際-東京女子師範学校の取り組みに焦点を当てて-
昭和初期における東京女子高等師範学校附属幼稚園の幼児教育の実践-倉橋惣三と附属幼稚園の保母の保育実践に着目して-
小学校教育における金融教育-金融教育のさらなる普及に向けて-
認定こども園の現状と課題-幼保の一元化により発生した諸課題に着目して-